5/20(月)から5/29(水)にかけてJALが新規就航したドーハ線を利用しイスタンブール、カッパドキア、パムッカレ、ドーハを観光してきました。今回は1回目としてイスタンブールの旧市街の観光を中心に紹介します。
5/20(月)ー5/21(火)
羽田空港22:50発のJL059便でドーハに翌日の04:40に到着、07:30発のカタール航空QR239便に乗り換えてイスタンブール空港に11:45に到着、タクシーで宿泊先のPera Palace Hotelに向かいました。このPera Palace Hotelは1892年に開業し今年で132年になる歴史のあるホテルです。長旅を終えたオリエント急行の乗客が利用したものでアガサ・クリスティーもここに宿泊しオリエント急行殺人事件を執筆したことでも知れていています。好んで宿泊した411号室は今でもアガサ・クリスティー・ルームとして残っています。内部はアールヌーボー調でとても歴史を感じさせる作りでした。
このエレベーターは開業時の1892年に設置されたもので、その3年後にエッフェル塔に設置されたタイプのもので、現在は使用されてはいませんが当時のままに保存されていました。



ホテルで少し休息したのちに徒歩でガラダ塔に向かいました。1348年に建てられた9階建て66.9mの石造りの塔で上からはイスタンブールの街並みが一望できるはずでしたが、現在修理中で閉館されていました。

新市街と旧市街を結ぶガラタ橋まで歩き、Karakyoy駅からトラムT1号線に乗ってSultanahamet駅で降りてアヤソフィアに行きました。明日は旧市街の観光ツアーを予約しましたがアヤソフィアに行かないので今日のうちに行きたかったからです。


アヤソフィアは東ローマ帝国(ビザンティン帝国)時代の首都コンスタンティノープルに建てられたキリスト正教会の大聖堂で、その後ローマ・カトリックの教徒大聖堂となり、オスマン帝国によりコンスタンティノープルが陥落してからはイスラム教のモスクとして改修された複雑な歴史を持つ大聖堂です。現在はモスクなので入場料は無料と思いきや、見学者用のゲートがあり1人TRY1,710の料金(アヤソフィアの歴史・体験博物館入場料含む)がかかりました。


キリスト教時代のモザイク画もモスクに改修後も保存されていました。オスマン帝国はイスラム教以外の宗教にも理解があったためでしょう。




見学した後にアヤソフィアの歴史・体験博物館に行きました。日本語のガイドレシーバーもあり、アヤソフィアの歴史が大変わかりやすく理解できました。

再びSultanahmet駅からKarakoy駅に行きガラタ橋の下にあるレストランで鯖サンドをトルコワインとともにいただきました。



ホテルが丘の上にあることもあり、帰りはタクシーで戻りました。
5/22(水)
今日はイスタンブール市内観光のツアーで再び旧市街を巡ります。まずはコンスタンティノープル時代に2頭立て戦車の競技場があったスルタンアフメト公園を通ってブルーモスク(スルタンアフメトモスク)へ、通りにはエジプトから持ってきたオベリスクが立っています。



次に向かったのはアヤソフィアの奥にある15世紀中頃から19世紀中頃までオスマン帝国の君主が住んでいたトプカプ宮殿に。





大理石の浴槽

謁見の間の装飾が素晴らしい。

左側が金角湾、右側がボスポラス海峡とイスタンブールのアジア側、手前にはコンスタンティノープル時代からこの地を守ってきた城壁の一部が見えます。

宝物館にはこれでもかというぐらい宝物が展示されています。



次に向かったのは東ローマ帝国時代の大貯水槽である地下宮殿です。長さ138m、幅65mの巨大な空間で338本の大理石円柱でできています。不思議な雰囲気のある空間でした。


メデューサの首が逆さまに置かれています。

円柱は色々なところから余ったものを使っているらしく統一感はありません。


見学を終えた後トルコ風肉団子の昼食をとり最後にグランバザールに行きました。中は縦横に通りが走り、数限りない店があります。



明日は早朝の出発なので、Pera Palace HotelのAgatha Restaurantでイタリアンの夕食をとりました。写真はありませんがとても美味しかったです。


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