9月20日(金)から28日(土)にかけて、ロンドン、ウインダミア、エディンバラへと、鉄道で英国を縦断する旅に出かけました。今回は湖水地方にあるウインダミアを紹介します。
9/23(月)
今日はロンドンを離れてウインダミアに向かいます。ホテルからタクシーでロンドンのターミナル駅の一つであるLondon Euston駅に行きました。到着後はまずオイスターカードの残高払い戻しをし、列車のホームの確認に行きました。発車の直前までホームが確定しないのが日本とは違うところです。

Avanti West Coast社の10:30発のGlasgow Central行きに乗り、途中Lancasterまで下車し、Windermere行きに乗り換えます。列車内の売店でサンドイッチとローカルビールを購入して昼食としました。

Lancasterで降車する前に乗り継ぐWindermere行の列車が乗務員の調整ができずキャンセルされたとのことで、とりあえずLancasterで降り、駅員らしき人に尋ねると次の電車でOxenholmeまで行って代替バスのことを聞いてくれとのことでした。Oxenholme駅に代替バスがあったもののすでに満員とのことで、やむなくタクシーを拾ってホテルに向かいました。旅行中こんなトラブルもあるもんですね。
タクシーの運転手はハンガリー人で彼の話によると化学エンジニアでイスラエルなど各国を転々とした後で、ここにたどり着きホテルのコンシェルジェなどをしてタクシーの運転手になったようでした。話好きの人でホテルに着くまでWindermereの地理や歴史について語っていました。今日の宿はLakes Hotel & Spaというホテルです。

しばし部屋で休んだ後に、ホテルのあるBowness of Windermereの町を散策することにしました。ピーターラビットの舞台になった土地柄なので町にはそのショップもあります。

通りにはレストランなども立ち並んでいます。


ホテルにはMizumiという日本名のアジア風料理のレストランがあり、今日は巻きずしなどで済ませました。

9/24(火)
今日は朝から終日Mountain Goat社の「Ten Lakes Spectacular」というコーチ(バス)のツアーで湖水地方を巡ります。米国人、中国人など様々な国の人が参加していました。

車はRydalWater(湖)を通り、湖の横にあるGrasmereの町で停車しました。ここにはGinger Breadで有名な小さなお店があります。Breadという名前ですがクッキーのようなお菓子です。狭い店内は買い物客でごった返しになっていました。


この町を離れ車はThirlmere湖のほとりを走り、Derwentwaterに向かいます。サプライズビューという場所から見たDerwentwater(湖)。近くにはAshness Bridgeという小さな石橋もあります。


湖のそばにあるKeswickという町を通り、黒鉛などのスレートを採掘していたHonister Slate Mineで停車しました。建物の中にはショップがありスレートでできたお土産物などがありました。過去氷河が削った荒涼とした谷が広がっていました。


次に向かったのはこの近くにあるCastlerrigg Stone Circleです。紀元前約3000年に建築された英国でも最も古いストーンサークルの一つです。

昼食時間は大きく過ぎていましたがKeswickに戻りランチタイム。街にはたくさんのレストランやショップがありましたが、時間も限られていたのでカフェでラム肉をミンチにした肉団子のようなものを注文しました。

昼食後はBassenthwaite Lakeへ、この地域では4番目に大きい湖です。ここからはWindermereに向けた帰路です。

荒涼とした大地を走ります。

最後に宿泊地Windermere Lakeに戻ってきました。途中羊の放牧場が多数ありましたが、どこも石で囲いができていました。途方もない時間をかけて石を積み上げてきたのでしょう。

駆け足のツアーで湖水地方全体の様子はわかりましたが、肝心なWindermere湖周辺の散策が十分できなかったことが残念です。もう一日必要だったかもしれません。明日はエディンバラに向けて出発します。


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