旅好き爺の旅行記
A photo journey by an old man who loves to travel

8月の誕生月にJALマイレージバンクから国内旅行で使える15,000円分の誕生日クーポンが送られてきました。それを利用してまだ行ったことがない沖縄県の石垣島に台風シーズンの終わるだろう10月20日(日)から23日(水)までの3泊4日で航空券と宿泊券のセットのダイナミックパッケージを購入しました。

10/20(日)
羽田から石垣島への直行便は1日2便ありますが、最初の便は6:20発とかなり早起きしないといけないので、次の便の羽田空港14:35発、石垣空港17:30着のJAL973便に搭乗しました。国内線では最長路線の一つで台湾の台北に行くのとほぼ同じ時間かかります。到着は逆風の影響で少し遅れましたが、ホテルの無料シャトルバスで今回の宿泊先である、フサキビーチリゾートホテル&ヴィラズに30分ほどで到着しました。写真は翌朝に取ったホテルの玄関です。

部屋で一休みし、夕食はホテルの琉球新天地という琉球料理とアジア料理のフュージョンレストランでとりました。ここならではのシャコガイのお造りがありました。

夕食後は施設のほぼ中央にある大浴場に行きましたが、20:00以降だったので子供連れの宿泊客などで大混雑でした。

10/21(月)
朝早くブッフェの朝食をとる時にフロントのある建物を見るといい雰囲気でした。日本のほぼ最西端にある石垣島は日の出も遅くなっています。

今日は朝から石垣島のバスターミナル9:30発の定期観光バスを予約していたのでタクシーでバスターミナルに行き手続きを済ませてバスに乗り込みました。
最初に下車したのは唐人墓です。

1852年に、この地で悲惨な最後と遂げた中国人を葬った中国風のお墓で、1971年に建立されました。米国の奴隷貿易船ロバート・バウアン号が中国厦門からカリフォルニアに向けて400人の中国人労働者をカルフォルニアに運ぶ際に、船員のひどい暴行に耐えきれられず蜂起し、船長ら7名を打殺したものの石垣島で座礁し保護されましたが、その後米英の艦船が来て砲撃・逮捕され最後を遂げたとのことです。バスガイドによると手前にある唐獅子が沖縄のシーサーのもとになったとのことです。
この墓は海側に向けて建てられていて遠くに平坦な島竹富島が見えます。

ここから川平湾に向かいましたが、途中で電柱に石垣島と西表島に生息するカンムリ鷲が止まっていました。バスの車内から撮ったので画像が不鮮明になっていますがたしかに猛禽類でした。。

川平湾ではオプションでグラスボートに1,000円(通常1,300円)で乗ることができます。写真にあるのが乗船したグラスボートです。

ガラス越しなので写真は不鮮明ですが、シャコ貝の群生地なども見れました。

下船後、砂浜を歩きましたが、今まで経験したことがないきめの細かい砂で、川平湾は潮流が速いために細かく砕けているようです。砂浜から上がった海外沿いの遊歩道からは川平湾が一望できます。

観光バスは昼食付で4,700円なのでかなりお得感があります。昼食はポーザーおばさんの食卓というレストランに行きました。

簡単な昼食と思いきや、しっかりしたハンバーグ定食でした。地ビールとともにいただきました。

テラスからは東シナ海が望めます。サンゴ礁が隆起した島なので、リーフの外側で波ができており、海岸にはさざ波しか届きません。

昼食後に向かったのは米原にある八重山列島の固有種であるヤエヤマヤシの原生林です。入り口からジャングルの中を通るとヤシの木が林立しています。

次に玉取崎展望台に向かいました。展望台からの景色は青空とコバルトブルーのサンゴ礁内の海と外海の濃い青色が対照的で素晴らしい眺めです。

遊歩道にはたくさんのハイビスカスが花を咲かせています。

バスはこの後は石垣島の東海岸沿いの道を通り、石垣島空港経由でバスターミナルに14:00過ぎに到着しました。1771年に石垣島の東側海岸を大津波が襲い、島の半数の住民が命を落とした明和の大津波がありました。これが教訓となって現在の道路は海岸から離れた場所を通ており、海岸沿いには民家はほとんどないそうです。

バスターミナルから再びタクシーでホテルに戻り、混雑を避けてまずは大浴場に行きました。今夜の夕食も琉球新天地で石垣牛のたたきと地魚の刺身の盛り合わせをいただきました。

10/22(火)
今日はホテルのプールなどでのんびりと過ごすことにしました。真ん中の通路の先にプールとビーチがあります。敷地内が広いので写真のカートでの移動も可能です。シュノーケリングをするつもりでしたが、参加要件が65歳未満なので断念しました。

ホテル専用のビーチで監視員もいて10月でも安心して海水浴ができます。

プールは写真と同じサイズのものが階段状に3つあり、キッズプールもあります。

プールサイドに寝そべり上を見上げるとまだ夏真っ盛りのような景色です。

海外のリゾートに行かなくとも石垣島で十分リゾート気分が楽しめました。夕食は夕日を見ながらBeachside Grill 夏至南風でBBQでと考えていましたが、雲が多く夕日は望めず、ライブ演奏もこの日は休演日でした。BBQといっても前菜がサーブされ、店の奥で焼いてきた各種の肉を各テーブルを回って配るというスタイルです。食べ放題ですが、さすがに年寄りなのであまりお代わりはできませんでした。

10/23(水)
帰りは石垣空港10:45発、羽田空港13:25着のJAL972便なので朝食後、無料シャトルバスを利用して石垣空港に向かいました。機中で昼となるので、売店で石垣牛のローストビーフ丼を買って機内で昼食としました。

直行便の時間帯が限られているので、実質石垣島での時間は2日強でしたが、これでも十分楽しめました。誕生日クーポンもあり日程も良かったのか往復クラスJでしたが、かなり割安(1人当たりフライト+宿泊で約75,000円)で旅ができ大変満足でした。

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