旅好き爺の旅行記
A photo journey by an old man who loves to travel

3月8日(土)から15日(土)にかけて6泊8日でマレーシアのアンダマン海の南東部にあるランカウイ島に行きました。毎日せわしく動き回る旅が続いたので、今回はまだ寒さが残る東京を離れてビーチリゾートでのんびりと過ごすことにしました。マレーシア政府観光局のHPではLangkawiの名称である「Helang」は鷲、「kawi」は古マレー語で赤茶色を意味する大理石を意味しているそうです。貴重な地質構造が残り熱帯特有のマングローブ林などの自然が豊かなこの島は、マレーシア初の世界ジオパークに指定されています。また自由貿易地域に指定されているため島全体が免税で酒類も安いのは酒飲みにはうってつけのリゾートです。

3/8(日)
成田空港11:30発のJL723便でクアラルンプール空港18:20に到着、ランカウイ島への乗継便が明日朝なので空港近くのIbis Styles Sepang Kliaに宿泊することにしました。

ホテルの無料シャトルバスに乗りホテルに入るときれいなプールがあり、泊まるだけではもったいないような気がしました。明日の便を1つ遅らせても良かったかもしれません。

3/9(日)
朝6:00のシャトルバスの乗って再び空港に向かい、8:55発のJL7197便(マレーシア航空とのコードシェア便)に搭乗し、ランカウイ空港に予定より早い10:00前に到着しました。ランカウイ空港はリゾートにある小規模空港らしくゲートがなくタラップで降りる空港でした。

空港のタクシーチケットカウンターで事前にMYR50を支払い、今回の宿Tanjung Rhu Resort Langkawiに向かいました。ホテルでチェックインをし、ビーチが望めるReading Roomでビールを飲みながらピザの昼食をとりながら部屋の準備ができるのを待ちました。

最初に案内された部屋は下の写真の3階(グランドフロアーがあるので実質4階)で、エレベータがないので年寄りには何往復もするには大変なことのあり、1階の部屋に変更してもらうため部屋でしばらく待つことになりました。

1階の部屋の準備ができたので着替えて早速プールでひと泳ぎしました。プールは2つあり、下記の写真はファミリープールで、敷地の反対側にはアダルトプールがありました。ファミリープールといっても水深が深いところが多く子供が泳いでいる姿は見ませんでした。

夕食はSandというホテルのレストランでサテー(マレーシアの肉の串焼き)と海老の揚げ物を食べました。サテーはソースをつけると、とても美味しいです。

日の入りは19:30頃なので、食後にはきれいな夕焼けが見えました。

3/10(月)
今日は昼からスノーケリングに行きます。ホテルから車で5分程度の所に船着き場がありそこからボートで20分程度で小さな島に行きました。

島の近くは浅くなっていてサンゴ礁の上に足が着くぐらいでした。

黄色と黒の縦じまの熱帯魚がたくさんいました。泳いでいても手に触れるぐらいの多さです。

時間はまだあったのですが、年齢のためか疲れてしまい、早めに切り上げました。帰りはホテルのビーチへボートを乗り上げて送ってくれました。ビーチからプールに行きプールサイドでその後は過ごしました。

3/11(火)
今日はVeltra経由で予約していたマングローブツアーに行きます。ホテルから車で30分程度の場所に船着き場がありそこからボートに乗り蝙蝠のいる洞窟に向かいました。

GUA KELAWARとはマレー語で「蝙蝠の洞窟」という意味です。

洞窟の入り口ではカニクイザルが出迎えてくれました。

鍾乳洞の中は照明がなく、ガイドの懐中電灯が頼みです。

懐中電灯を上に照らすとたくさんの小さな蝙蝠が翼を休めていました。

恐竜のような鍾乳石もあります。

船着き場までの遊歩道にはマングローブの森が続いています。

再びボートに乗り、鷲の餌付け場所に行くとたくさんの鷲が羽ばたいています。

船長がエサの鶏の皮を川面にまくとランカウイを象徴する鷲が降りてきました。

さらに川を下ってアンダマン海に出て手釣りでの魚釣り体験をしました。

1時間程度の時間で私とガイド、船長の3人の釣果は10匹以上に、ちなみに私は4匹釣ることができました。

再び川を上り、昼食会場の水上レストランに。

イスラム教のお店なので残念ながら酒類はなく、ライムジュースで昼食です。

先ほど釣った魚もから揚げにしてくれましたが、美味しいのですが多すぎてすべては食べきれませんでした。

船着き場に戻りホテルまで送ってもらいマングローブツアーは終了です。日本語の話せる現地ガイドは愉快な人で、それほど長時間ではありませんがいろいろな体験ができ、ツアーを満喫することができました。

3/12(水)
今日はタクシーで島内を巡ることにしました。最初に目指したのは、スカイブリッジのあるスカイキャブの駅です。ホテルのフロントでタクシーを呼んでもらって10:15に出発し30分ほどでスカイキャブの駅のある場所に、お土産屋や飲食店が並ぶ通りを過ぎでチケット売り場へ行きました。

早いチケットでも12:30から乗車ということで驚きましたが、ラマダン期間中で営業時間が変わっているようでした。時間をつぶすために3D トリックアートのあるアトラクションに。入場はスカイキャブのチケットで無料でしす。

昼食時なので何か食べられるものを探すとCEKGUU’Sというカフェのメニューにオリジナル麵があり聞いてみると即席ラーメンの袋を指してこれですというので何がオリジナルなのか不安に思っていました。出てきたのは想像以上のもので汁なしタンタン麺を思わせるピリ辛麺が出てきました。具材も盛り付けられまさにオリジナル麺で味も思いのほかよかったです。

ようやくスカイキャブの改札を通り6人乗りのゴンドラでまずは中間駅に向かいます。

42度という世界一急角度で登るゴンドラで支柱間で最長は950m、全長2㎞、山頂駅まで15分で運行されています。

ここでも野生の猿が出迎えてくれました。景色も最高です。

アトラクションもあるようですが動いていないようなので、山頂駅に向かいました。

スカイブリッジには急な坂道の遊歩道で行けますが、体力温存のため別料金を支払いケーブルカーのようなスカイライドに乗りました。

スカイブリッジはよくぞここにこんなものを作ったという感じです。少し揺れはするものの安心して渡れます。

麓の駅に戻り先ほど乗ったタクシーに迎えに来てもらい、クアタウンのイーグルスクエアに行きました。ランカウイの象徴である赤茶色した大きな鷲の像が鎮座していました。

次に数年前にできたばかりのマハタワーを見に行きました。マレーシアの前首相であるマハティール氏はランカウイのあるケダ州出身でこのタワーはマハティール首相公認のタワーとのことです。レースのような外観が特徴的です。

今日の夜は毎週水曜日にここクアタウンで開催されるナイトマーケットに行く予定でしたが、昨日のガイドの話によるとラマダン期間は飲食店だけのバザールだということであまり行くことを勧めていなかったのでそのままホテルに戻ることにしました。

3/13(木)
今日はホテルライフ最終日なので一日中プールサイドで過ごすことにしました。ビーチ側の木陰にある椅子で横になるととても気持ちがいいですね。

アダルトプールのプールバーでビールと焼そばのようなものを注文して昼食としました。このプールは水深がすべて1.5mありかなり深めのプールですが所々に寝そべるのにちょうどよい場所もありリラックスできます。

ゆったりとビーチサイドで一日を過ごすのもいいものです。

3/14(金)
12:00にチェックアウトして昼食をとり、ホテルの手配した車でランカウイ空港へ、18:25発のJL7192便(マレーシア航空とのコードシェア便)でクアラルンプールへ。さらに22:50発のJL724便で成田空港に6:30に無事到着しました。

ランカウイ島はそこそこやることがありゆっくりと過ごせる場所です。年に1回はこういうビーチリゾートで過ごすのもいいかと感じました。

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