旅好き爺の旅行記
A photo journey by an old man who loves to travel

7月17日(木)から25日(金)の7泊9日でスイスの鉄道を利用してザンクト・ガレン、エンゲルベルグ、インターラーケン、ベルンの4か所に行ってきました。2023年8月にもスイスの鉄道を利用して旅をしたので(投稿の編集 “スイス鉄道の旅” ‹ 旅好き爺の旅行記 — WordPress)今回は第2弾となります。

今回はティトリス山を中心とする山岳リゾートで、天使の山という意味を持つエンゲルベルグを紹介します。

7/19(土)
ザンクト・ガレン駅11:05発のフォアアルペン急行に乗車。右の駅舎の向こうに見える時計台は郵便局です。

入線後すぐに乗車したため車内はまだ誰も乗っていませんでした。

フォアアルペンという名前の通りアルプスの麓を走る急行なので、車窓は丘や放牧地が続きます。

やがてルツェルン湖が見えてきました。

ルツェルンの町に近づきピラトゥス山が見えてきました。

今乗ってきたフォアアルペン急行です。

ここからはルツェルン・エンゲルベルグ急行に乗り換えます。

車内にはなぜか絵本の置いてある座席がありました。子供連れの乗客も多いのでしょうか。

ルツェルン駅を出ると空ににわかに黒い雲が出て雷鳴も轟き始めました。

エンゲルベルグ駅に到着した時には雨は少し弱くなっていましたが、ホテルが目の前にあり助かりました。本日の宿はBellevue-Terminus Urban Lifestyle Hotelです。写真は翌日晴れ間に撮ったものです。

部屋のバルコニーからは山が見えました。

雨もほぼやんでいたのでエンゲルベルグ修道院に向かいました。この修道院は1120年に建てられたベネディクト派の修道院でパイプオルガンはスイス屈指の見事なものです。エンゲルベルグはこの修道院が支配していた土地でこの修道院を中心に発展してきました。

内部の装飾も見事です

ここには修道院のショップがあり、ここで作られているチーズやワインが販売されており、ワインとおつまみ用にチーズを購入しました。ワインのコルクには修道院の刻印があります。このワインは口当たりがよく購入したチーズととてもあっていました。

この日はちょうどホテルのレストランで無料のライブ演奏があるとのことでレストランでの夕食としました。このワインもフルーティーで飲み口の良いワインでした。

7/20 (日)
朝起きてからバルコニーから外を見ると晴天になっていました。


このホテルの朝食はブッフェスタイルですが、卵料理を1品注文できるのでリッチな気分でした。朝食後に駅前からバスに乗ってティトリス山のロープウェイ乗り場に行きました。まずは8人乗りのTitlis Xpressに乗車、急勾配を駆け上がっていきます。

その後しばらく平坦な遊牧地を進みます。牛の首に架けられているカウベルの音がにぎやかに聞こえてきました。

山上このあるトリュプゼー湖のある中間駅を過ぎて再び急勾配に

最後に80人乗りの世界初の360度回転しながら進むTitlis Roatairに乗り山頂駅に向かいます。山頂に着くまで1回転しました。

3020mにある山頂駅に到着

山頂駅からは雄大なパノラマが広がります。

ここにはヨーロッパで一番高いところにある吊り橋、ティトリス・クリフウォークがあります。下は断崖絶壁で目もくらむ高さです。

左側にある岩山がティトリス山3,062mです。

山頂とグレーシャーパークを結ぶアイスフライヤーというリフトも運行されていました。スイス観光局の画像ではもっと雪の多い写真でしたが、夏のためか氷河の上を飛ぶというような迫力はありませんでした。乗客もまばらです。

氷河の中をくりぬいた氷河洞窟も体験できます。

このトンネルを抜けると先ほどのクリフウォークの反対側の入り口に行くことができました。山頂駅のレストランでセルフサービスの昼食を食べて再びエンゲルベルグの町に戻りました。エンゲルベルグは山々に囲まれたこじんまりした美しい町でした。

目の前の山はハーネン山です。この町の水道はこのハーネン山の湧き水で天然水が供給されていてとても美味しい水でした。

夕食は町のCOOPで購入したサンドイッチを赤ワインとともにいただきました。スイスワインは赤ワインもとても美味しいです。

ティトリス山の美しい景色とエンゲルベルグの街並みを堪能できてよかったです。前回ルツェルンに滞在したので今回の滞在地はエンゲルベルグしましたが、ルツェルンからも十分にティトリス山の観光は可能です。ルツェルンは歴史のある町で中世の雰囲気を残すいい街です。

明日は次の目的地インターラーケンに向かいます。

コメントを残す