旅好き爺の旅行記
A photo journey by an old man who loves to travel

7月17日(木)から25日(金)の7泊9日でスイスの鉄道を利用してザンクト・ガレン、エンゲルベルグ、インターラーケン、ベルンの4か所に行ってきました。2023年8月にもスイスの鉄道を利用して旅をしたので(投稿の編集 “スイス鉄道の旅” ‹ 旅好き爺の旅行記 — WordPress)今回は第2弾となります。

今回は、ブリエンツ湖とトゥーン湖の間にある、湖の間という意味を持つインターラーケンを紹介します。インターラーケンは12世紀に修道院とともに作られた街ですが、18世紀から19世紀にかけて山岳観光ブームを受けてアイガー、メンヒ、ユングフラウの三名山を持つベルナーアルペンの玄関口となっている山岳リゾートです。

7/21(月)
エンゲルベルグ駅10:02発のルツェルン・エンゲルベルグ急行に乗りルツェルン駅に10:49に到着、隣のホームに来る11:06発のルツェルン・インターラーケン急行に乗り換えました。比較的多くの乗客が乗ってきました。

エンゲルベルグ駅のコンビニで買ったサンドイッチをスイス産の赤ワインを飲みながら頂きました。スイスワインはどれも美味しい。

列車はサルナー湖の湖畔沿いに走ります。

ルンゲルナー湖のあたりでは晴れ間が広がってきました。

この後しばらく牧草地や麦畑の間を通っていきます。

インターラーケンに近づきブリエンツ湖畔を走ります・

列車はインターラーケン東駅に12:54に到着、ホテルの送迎車に乗って本日の宿であるオテルメトロポールインターラーケンに、この地域では唯一の高層ホテルです。

13階の部屋だったのでバルコニーからユングフラウの山々と広場に着陸するハングライダーが見え素晴らしい眺めでした。

一休みしてハーダークルム展望台に向かいました。展望台へのケーブルカー乗り場までは徒歩10分程度でした。広場の前には観光用の馬車がとまっています。

このアーレ川を渡るとケーブルカーの麓駅があります。

山頂駅から展望台へは徒歩10分程度の上り坂ですが、途中にはかわいらしいスイスらしいオブジェがあります。

ハーダークルム展望台に到着

雲間からユングフラウの山頂が顔を出してきました。

展望台から見るとブリエンツ湖とトゥーン湖がアーレ川でつながっているのがいるのがよくわかります。

街並みを見ながらホテルに戻り、最上階のレストランで夕食を取りました。写真は夕食時に余ったワインを部屋で飲んだものです。

7/22(火)
今日は朝食後すぐにユングフラウヨッホに向かいます。インターラーケン東駅を9:34に出発。ユングフラウ地方は世界自然遺産に登録されています。

列車は山岳鉄道らしくアプト式鉄道でした。

本来はGrindelward Terminalで降りるはずでしたが、終着駅だと勘違いしてしまい、一駅前のTerminal駅で降り過ごしてしまいました。結局一駅分を徒歩で戻りましたが、お陰でユングフラウヨッホからは見ることのできないアイガー(3,970m)北壁の姿をゆっくりと見ることができました。

Grindelward Terminalは通路でEiger Expressというロープウェイ乗り場につながっています。

ロープウェイを降りてドイツ語でアイガー氷河という意味のEigergletscher駅からユングフラウ鉄道でユングフラウヨッホに向かいました。この鉄道は1898年から1912年にかけて建設され、終着のユングフラウヨッホ駅は標高3,454mにありヨーロッパでもっとも高い場所にあります。頭上にはユングフラウが見えました。

ユングフラウヨッホ駅まではすべてトンネルの中を進みます。中国人とインド人の団体客が多く乗って混雑していました。

駅にあるビルは落雪の恐れがあるため外の通路に出ることができなかったので、案内に従って延々とトンネル内を進みスノーパークに出ることができました。奥にアレッチ氷河も見えました。

更に奥に進んでいる人たちは山小屋メンヒスヨッホヒュッテに向かう人たちです。上に見えるロープはジップラインです。

再びトンネル内を戻りスフィンクス展望台に行きました。展望台まではエレベータで行けますが、かなりの行列でした。ここからの方がアルプス最大の氷河であるアレッチ氷河が良く見えました。

メンヒ(4,107m)の山頂が見えます。

反対側にはユングフラウ三山の最高峰ユングフラウ(4,158)の山頂が見えました。

こんな高い山の上に小ぶりな黒い鳥、キバシカラスが観光客からエサをもらうためか舞い降りてきました。

このほかトンネル内には映像施設や氷の宮殿などのアトラクションがありますが、時間の関係でスキップしました。

景色は素晴らしいのですが、観光客で混雑していて落ち着いて見られないのは残念でした。ユングフラウヨッホ駅で昼食代わりにビールとおつまみを食べホテルに戻りました。

歩き疲れたので、夕食は駅前のCOOPで購入した食材とワインで済ませましたが満足いく味でした。

インターラーケンはエンゲルベルグに比べると観光客が多くどこも混みあっていましたが、景色はとてもよかったです。時間があれば2つの湖を巡る遊覧船などにも乗るのも良かったかもしれません。

明日は最後の目的地ベルンに向かいます。

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