4月25日(土)から28日(火)にかけて3泊4日で春の道南を巡ってきました。東京での桜はゆっくりと見ることはできなかったので桜の開花が遅い道東での花見を兼ねて温泉巡りをすることとしました。
4/25(土)
羽田空港発07:30発のJAL585便で函館空港に向かいました。朝早い便なので空弁を購入し機内で朝食をとると定刻通りに08:50に函館空港に到着しました。着後レンタカーを借りてまずは空港のそばにあるトラピスチヌ修道院に向かいました。この修道院は1898年に8名の修道女によって創立された修道女たちの修道院です。

満開の桜が迎えてくれました。


津軽海峡を挟んで遠くに下北半島が見えました。見える山は恐山でしょうか?

次に近くにある見晴公園にある国指定名勝である旧岩船氏庭園香雪園に向かいました。岩船氏が1898年頃から造園した風景式庭園で別荘として使っていましたが、トイレや芝生広場を作り1927年から市民に無料開放した公園です。

ここは秋の紅葉の名所のようですが、春の桜も楽しめます。

春の北海道は水仙、桜など様々な花が一斉に咲いています。

小さな花の桜もありました。

見学後知内温泉方面に車を走らせましたが、昼食時になったので国道沿いにあった、らーめん初代一緑というお店に立ち寄りました。

函館と言えば塩ラーメンなので、鶏ガラの塩ラーメンを注文しました。上品な味のあるスープで細麵ストレートで美味しくいただけました。

直後に車を進めトラピスト修道院に立ち寄りました。この修道院は1896年に9名の修道士によって開院した修道士たちの修道院です。トラピスチヌス修道院と同じ厳律シトー会に属しています。売店前の駐車場から緩やかな坂道が修道院の門へと続いていました。

門から先には行けませんが、中の建物には資料が展示されていました。

鉄の門の隙間から修道院の本館を見ることができます。

門から真っすぐに道が海に向かっています。売店では有名なバターやクッキーが販売されていますが、ここのソフトクリームは濃厚でコクがあり美味しかったです。

知内温泉近くの道の駅しりうちにも立ち寄りました。

ここは青函トンネルの出口付近にあり、展望台から北海道新幹線の線路が見えます。時間が合えば貨物列車の横を通る新幹線が見られるようです。新幹線の本数が多くはないので今回は通過を待つことを断念しました。

15:00に本日の宿である知内温泉旅館に到着しました。北海道で最も古い温泉で秘湯を守る会の会員にもなっています。

フロントには立派な看板が掲げられていました。

部屋で一休みしてから早速温泉に入りました。上の湯と下の湯があり異なる源泉から掛け流しとなっています。まずは疲れを癒すため鉄分を多く含んだナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉の下の湯に入りました。浴槽の温度が高いため1分ぐらい入るのがやっとでした。宿泊客はこの湯の近くにある貸切露天風呂も利用できます。こちらの方が湯温が少し低くなっていたのでゆっくり入れました。浴槽の写真は宿のHPのスクリーンショットです。

このあと同じナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉ですが明礬泉と塩泉が強い上の湯に入りました。お肌によく美肌効果が高いようです。こちらの湯の方が入りやすい温度になっていました。浴槽の温度は高めですが、両方とも泉質は抜群です。

入浴後は夕食です。山プランと海プランがありましたが、今回は海プランとしました。刺身はボタン海老、マグロとホタテ貝、横にアワビの刺身もあります。知内町はニラの有名な産地でニラのお浸しは歯ごたえと香りがよく美味です。

芋焼酎を注文しましたがここの旅館のラベルが貼ってあるオリジナルなボトルです。

鮭のカマの焼き物とアワビのバターソテーも出ていました。

カキは生ガキとカキフライも出てきます。


地元の素材をふんだんに使った料理を十分に堪能できました。
4/26(日)
宿の朝食は和定食でしたが、色とりどりの食材が並ぶ満足できる朝食でした。特にナスの煮びたしとニラのお浸しはとても美味しかったです。

今日は今回の旅の目的の一つである松前城のさくらまつりを見に行きます。今年の松前城のさくらまつりは4月18日から5月10日に決まりましたが、ソメイヨシノの標準木が平年より14日早く開花したとのことなので心配していましたが、中咲きや遅咲きの桜もあり十分に見ごたえがありました。駐車場から階段と坂道を上ると松前城の天守が見えてきました。

いろいろな種類の桜が花を咲かせています。


松前城の入場口の前のソメイヨシノがこの地域の標準木となっていて満開を過ぎて散り始めていました。手前の芝桜は見事に咲いていました。

天守の中は資料館になっていますが3階からの景色は素晴らしく津軽海峡の向こうには青森の竜飛岬が見えます。

松前城は正式には福山城といい、北辺警備のため江戸幕府が命じて1854年に完成した最後の日本式城郭です。1942年の近隣の火災の飛び火で木造天守は焼失してしまいましたが、1953年に鉄筋コンクリートで再建されました。

本丸の御門は立派な作りで国の重要文化財に指定されています。

さくらまつりを見学した後は国道228号線で日本海側を通り大沼に向かいました。松前城を出てからほど近くにある道の駅北前船松前に立ち寄り昼食を取りました。

ここからも津軽海峡の向こうに竜飛岬が見えます。

ここでは地元で水揚げされた津軽海峡でとれた本マグロ丼が味わえます。青森の大間で採れるものと同じ津軽海峡産です。

食後さらに国道228号線を北上すると道の駅上ノ国もんじゅがあります。

ここの2階のレストランでは地元でてっくいと呼ばれている大型のヒラメの料理が味わえるようで、時間が合えばここで昼食としても良かったかもしれません。日本海が目の前に広がり景色もとても良いです。

ここから1時間強で本日の宿である函館大沼鶴雅リゾートに到着しました。エントランスは高級感があります。

部屋の外には専用の温泉露天風呂が付いていますが洗い場はないので部屋の浴室で体を洗う必要があります。落ち着いた雰囲気で素晴らしい部屋です。

このホテルには大浴場の露天風呂もあり、まずはそこで疲れを癒しました。写真はホテルのHPのスクリーンショットです。泉質は弱アルカリ泉で、無色透明な湯です。

夕食は楽しみにしていたフレンチのフルコースです。レストランのエントランスは落ち着いた雰囲気があります。料理は大沼50マイルスローフードがコンセプトで地元の厳選された旬の素材を使用しています。

アミューズはニシンのマリネでした。

余市町登地区産ミュラー・トゥルガウを使用した白ワインを注文しました。優しい味わいのあるワインです。

最初の料理は本鮪と牡丹海老のマリネでとても美味でした。

ホテルのベーカリーはこの地域で有名ですが、そのベーカリーが市販されていないレストラン用に提供しているパンが出てきました。

次の料理はサーモンを詰めた帆立貝ムースのヴァブプールでした。帆立貝のムースはとても柔らかな味わいがあります。

次の料理は滝川産合鴨ローストです。

オレンジのグラニテ

最後の料理は北海道産牛サーロインのポワレ赤ワインソースです。写真を撮り忘れましたが函館の海産物を使ったブイヤベースも出てきました。

デザートはバニラのミルフィーユと苺のエスプーマです。

どの料理も大変丁寧に作られ満足できるフレンチのフルコースでした。宿泊費の大部分は回収できる内容です。
4/27(月)
朝食前にホテルの湖上テラスからの景色を楽しみました。朝のさわやかな静けさの中で鳥のさえずりが聞こえてきます。


朝食も昨日のレストランで洋食でした。瓶の牛乳は濃厚なのでよく振ってから飲んでくださいとのこと、確かにコクがあり濃厚です。卵料理はエッグベネディクトにソーセージとベーコンが添えられボリューム感があります。


チェックアウト後はきじひき高原パノラマ展望台に向かいました。山頂近くの道路の横にはまだ雪が残っています。

展望台からの景色は圧巻です。津軽海峡と函館山が見え、反対側は駒ケ岳と大沼を見ることができます。


途中の大沼公園駅前の沼の家で購入した団子を休憩所で味わいました。沼の家は1905年創業の老舗の団子屋で餡は上品な甘さで団子の食感も抜群です。

再び大沼方面に戻り、朝牛乳を飲んだ山川牧場で昼食用の弁当を購入しました。

搾乳所も見ることができます。

湖畔の道路を走りながら弁当を食べる場所を探しました。キャンプ場があったのでそこでジャー黒弁当を堪能しました。ジャー黒はジャージー牛と黒毛和牛を交配したハイブリッド牛で赤みの美味さと程よい甘さの脂のバランスが良く素晴らしい味です。

昼食後は最後の宿泊地函館に向かいます。途中道の駅なないろ・ななえで休憩を取りました。カフェにはここ限定のガラナソフトがあります。ガラナ飲料がコカ・コーラより3年早く北海道で販売されたためガラナが北海道のソウルフードの一つのようです。

北斗市の大野川沿いに桜回廊があるので立ち寄ることにしました。満開が過ぎたようで散り始めでしたが十分楽しめました。

函館の宿は函館東急ステイ灯の湯です。

部屋にある風呂場からは港が見えました。

ホテルの名前にあるように最上階の18階には灯の湯という温泉浴槽があります。内風呂と露天風呂があり素晴らしい眺めです。泉質は単純温泉ですが、黄緑色のお湯で温泉らしさがあり体も温まります。写真はホテルのHPのスクリーンショットです。

温泉に入った後にホテル近辺で夕食を取ることにしました。近くの函館朝市を歩きましたが、その名の通り夜は営業していないお店が多く、やっとうに専門店世壱屋を見つけることができました。

せっかく北海道に来たのでうにタワーというお寿司を注文しました。握りずしも大変美味しかったです。

勝沼酒造のアルカブランカという白ワインを注文しましたが、辛口で鮨になどにとても良く合う味わいでした。

4/28(火)
このホテルにはレストランはありませんが、朝食券で函館朝市の19の提携店舗で65種類の好きなメニューを選ぶことができます。函館朝市は早朝から活気があります。

しばらく歩いてきくよ食堂に着きました。

メニューの一つである5種海鮮丼を頼みました。ニシン、うに、いくら、かに、鮭のフレークがのっていて満足感があります。

ホテルをチェックアウトした後に湯の川温泉のそばにある函館市熱帯植物園に行きました。

ここのサル山では12月から5月の連休にかけて温泉に浸かるサルの姿を見ることができます。

温室内では熱帯の植物を見ることができます。


次に五稜郭に向かいました。桜は散り始めでしたが、多くの桜の木がありました。


函館空港に向かいレンタカーを返却した後に、空港のフードコートで函館ダイニング雅屋のホタテ丼セットとげそ揚げで昼食を取りました。瓶に入ったハイボールを初めて見ました。ホタテ丼とげそ揚げは美味でした。

函館空港14:55発JAL586便で羽田空港に定刻通り16:25に無事到着しました。今回の旅行は最終日は曇りがちでしたが、天候にも恵まれ桜を含め素晴らしい景色を見ることができ、北海道の美味しい食材を堪能することができました。駐車場のナンバープレートを見ると北海道外のナンバーを多数見かけたので次回の北海道は愛車で旅したいと考えています。


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