旅好き爺の旅行記
A photo journey by an old man who loves to travel

6月17日(水)から20日(土)にかけて3泊4日で熊本県の天草と奥阿蘇の温泉、最終日は熊本市に行ってきました。2023年に熊本空港がリニューアルされてから利用していないのでリニューアル後姿を見るために目的地を熊本にしました。

6/17(水)
羽田空港8:00発のJAL625便に搭乗し、阿蘇熊本空港に定刻の9:45に到着しました。昨年10月から今年の6月末まで期間限定で「かモン・くまモン」というキャンペーンで愛称を阿蘇くまもん空港に変更しているようです。

空港でレンタカーを借りて最初の目的地天草に向かいました。途中でJR九州のあまくさ・みすみ線の終着駅の三角駅のそばを通ったのでそこで昼食を取ることにしました。三角駅の木造駅舎はクラシックな洋風で雰囲気があります。

天草ちゃんぽんは長崎、小浜と並ぶ日本三大ちゃんぽんの一つだそうで、駅そばに千蘭というお店がありそこに入りました。

太めの麺で、スープは天草地鶏から出汁をとったコクのある味わいです。天草大王の肉入りのちゃんぽんを注文しました。一味唐辛子を入れると味わいがきりっとします。

食事を終えた後は天草キリシタン館に向かいました。バリアフリー化が進んでいて年寄りには助かります。

天草島原の乱を中心に天草のキリシタンの歴史が展示されていました。入り口横には天草島原の乱を率いた天草四郎の銅像がありました。左奥に見える山は島原の雲仙普賢岳です。館内は撮影禁止なので詳細はWEB等で参照してください。

見学後、本日の宿である天草・松島温泉ホテル竜宮に向かいました。

ここの温泉はナトリウム・塩化物泉で肌触りのいいお湯です。最上階の露天風呂からの眺望は抜群でした。写真は宿のHPのスクリーンショットです。

部屋からも同様な景色が見れました。松島の島々の向こうには、雲がかかった雲仙普賢岳も見えます。

夕食は地元の食材を使った会席料理です。まずは天草季節の前菜で、右上の皿には蛸の柔らか煮が盛られています。その名の通り柔らかくとても美味でした。

倉岳という天草のしもん芋を原料にした地元の焼酎を注文しました。しもん芋は普通の芋に比べけた違いにビタミン・ミネラル類が多く2年に一度しかできない貴重な芋です。まろやかで甘みのある味わいで飲みやすいです。

天草特産の伊勢海老のお造りが出てきました。カンパチ、鯛やヒラメなどの地魚の刺身も出ましたが、その美味しさのあまり写真を撮るのを忘れてしまいました。

玉ねぎの茶わん蒸しもまろやかで美味しかったです。

アワビの陶板焼き

穴蝦蛄と夏野菜の天ぷら

鯛の炊き込みご飯と伊勢海老の味噌汁の組み合わせは抜群です。

デザートはマンゴープリンと季節の果物などでした。

おいしい料理は少しで満足というコースでしたが、量的には十分で天草の食材を堪能することができました。部屋に戻ると窓から金星、三日月、木星、水星の珍しい並びの横にはふたご座のポルックスとカストルという素晴らしい星空が見えました。

6/18(木)
チェックアウト後は次の宿泊地である奥阿蘇に向かいます。まずは途中にある天草四郎ミュージアムに立ち寄ることとしました。昨日の天草キリシタン館と内容は重複しますが、ここも島原天草一揆の歴史的背景や南蛮文化の影響を受けた当時の模様を資料と映像で紹介しています。

見学後再び奥阿蘇への道を進みますが、途中の九州自動車道の北熊本SAで昼食をとることにしました。高菜入りの熊本ラーメンを注文しました。熊本ラーメンは、豚骨スープに鶏ガラや香味野菜を加え、焦がしにんにく油(マー油)とにんにくチップで風味を強めた、熊本発祥の豚骨ラーメンです。

次に本日の宿の近くにある鍋ケ滝に立ち寄ることとしました。この滝は阿蘇のカルデラを作った9万年前の巨大噴火でできた滝でカーテンのような美しい滝です。入園料300円を払って滝まで階段で下っていきます。整備された階段なのであまり苦にはなりませんでした。

この滝は奥が空洞になっているので滝の裏側からも見ることができますが、足元が悪いので断念しました。

ここから黒川温泉を過ぎると、本日の宿である産山温泉の奥阿蘇の宿やまなみがあります。全10室のこじんまりとした宿で日本秘湯を守る会の会員旅館です。

部屋に入ると3人ぐらいまでは入れる半露天の風呂が付いていました。ベッドのある和洋室2部屋が風呂付の部屋で24時間かけ流しの温泉が楽しめます。

もちろん宿には大浴場のかぼちゃの湯と四季の湯があり時間帯で男女入れ替え制になっています。泉質はPh9.1のアルカリ性単純泉で非常につるつるした肌触りで抜群の泉質でした。下の写真は宿のHPのスクリーンショットです。

料理は囲炉裏料理コースにしました。前菜は湯葉、馬刺し、阿蘇山紅マス、蛸の旨煮などでした。囲炉裏にはコンロがあって黒い石で鶏肉、豚肉、牛肉肉、野菜を焼いて食べました。

自家製の漬物各種がバイキング形式で自由にとることもできます。

熊本というと米焼酎なので、すっきりとした味わいの白岳しろにしました。

山女魚の塩焼きは美味です。

デザートは自家製のおはぎで上品な甘さでした。

一品一品心のこもった美味しい料理に満足しました。

6/19(金)
朝食も手作りの体に優しい和定食でした。あとで出てきたご飯は宿の御主人の田んぼで採れた米でとても美味しくいただきました。

チェックアウト後は近くにある北里柴三郎記念館に向かいました。北里柴三郎は細菌学者で医学史に輝く数々の偉業をなし、2024年からは日本の1000円の新札の肖像画に採用されています。博士の生まれた小国町にあるこの記念館では映像や資料で博士の業績を紹介しています。

ここからは北里柴三郎も眺めた小国富士と呼ばれる涌蓋山を望むことができます。

見学後は道の駅小国で昼食をとることにしました。この地域は蕎麦の産地で多くの蕎麦屋がありますが、手打ち蕎麦の巴という店に入りました。

そばの葉入りの緑色のそばを注文、塩を少し振りかけて食べると味わいがあります。九重のミネラル分の多い水を使っている十割蕎麦はこしの強さが際立っていました。

食後は最終宿泊地の熊本に向かう途中で道の駅七城メロンドームに立ち寄りました。ここ七城町はメロンやスイカなどの産地で中には箱詰めされたメロンが山積みになっていました。ジュースコーナーがありメロンジュースを飲みましたが、メロンだけなのにすごい甘さでした。

最終日は熊本市の中心にあるドーミーイン熊本にとまります。ホテルの最上階には自家源泉である弱アルカリ性単純泉の内湯と露天風呂があります。最終日も温泉気分を味わうためにこのホテルにしました。風呂の写真はホテルのHPのスクリーンショットです。奥に露天風呂があります。

熊本に来たら馬肉料理を食べようと思っていたのでホテルの近くにある菅乃屋新市街店に行くことにしました。

馬焼きコースを注文、最初の一皿は小鉢に入った馬肉のミンチに味を付けた料理で、米焼酎川辺とともにいただきました。

ユッケサラダと熊本の郷土料理の盛り合わせ

四種の馬刺しは、赤身、ふたえご、霜降り、たてがみでそれぞれ味わいが異なり美味しい馬刺しでした。

馬肉のカツとシチューもいい味でした。

メインの馬焼きは初めて食べましたが、焼くとこれほど美味しいのかと思いました。

ご飯と汁もののあとのデザートがあり、馬肉を刺身、揚げ物、煮もの、焼き物と様々な調理法で味わえる素晴らしいコースでした。

6/20(土)
ホテルでブッフェ形式の朝食を取りましたが、種類も多く満足いく内容でした。あいにくの雨模様なのでチェックアウト後は熊本城の横にある熊本城ミュージアムに行くことにしました。熊本城には何回か行ったことがあるのですが、この施設を知りませんでした。2階のホールには舞台があり映像や寸劇で熊本城や熊本の文化を知ることができます。2階からは直接熊本城へ進むスロープも用意されていました。

1階の展示室では熊本城を築城した加藤清正から始まる歴史や当時の様子がわかります。

横には桜の馬場城彩苑という食事やお土産を買うことができる施設があり熊本の食文化を体験することができます。奥の方に熊本城の未申楼が見えます。

見学後は熊本空港に向かいレンタカーを返却して、空港でフライトのチェックインをしました。キャンペーン中ということもあり、くまもんも来ていました。

出発ロビーにあるフードコートやお土産などの店にはセキュリティーチェック後でしか入れない構造で大規模な空港に改修されたという印象です。熊本の赤牛をあまり食べていなかったので昼食は、フードコートにあるあか牛食堂よかよかであか牛丼を注文しました。

赤身に適度な脂身がありヘルシーで肉のうまみを感じることができました。

熊本空港15:20発のJAL632便で羽田に17:30頃到着しました。定刻より20分程度遅れましたが特に問題のないフライトでした。
今回の旅行は後半に天気が崩れましたが、梅雨時にしては珍しく観光には大きな支障がありませんでした。熊本の地元のおいしい食材を堪能し、素晴らしい温泉にも巡り合えました。来月も温泉旅を予定しています。

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