旅好き爺の旅行記
A photo journey by an old man who loves to travel

8月15日(土)から22日(土)にかけてフェリーを利用して北海道を愛車で巡ってきました。自宅から大洗港→登別温泉→支笏湖温泉→旭岳温泉→あばしり湖→帯広→苫小牧港→仙台港→自宅という行程です。全走行距離は1,614㎞と1回の旅行で走った最長の距離でした。ブログでは(1)大洗・登別温泉、(2)支笏湖温泉・旭岳温泉、(3)あばしり湖・帯広の3部に分けて紹介します。
今回は(3)あばしり湖・帯広の洋食の宿を紹介します。

8/19(水)
旭岳温泉の湧駒荘を出発しひたすら道東のあばしり湖を目指しました。旭川周辺を経由した後は無料の自動車専用道路である国道450号旭川紋別自動車道を走りましたが、途中にパーキングエリアはほとんどなく唯一あったのは道の駅しらたきパーキングエリアでした。

トイレ休憩をしてサロマ湖を目指しました。道の駅サロマ湖で昼食をとることにしました。駐車スペースには無数のバイクが停めてありました。8月19日はバイクの日でここでサロマサマーコーヒーブレークというバイクのお祭りがあったようです。

陸上自衛隊の軽装甲車やバイクの展示もされていました。

サロマ湖なので帆立カレーを注文し、別注のカキのから揚げをトッピングしました。帆立の存在感があまりありませんが味はまずまずです。

サロマ湖が望めるのかと思いきや、林にふさがれ見られないので山の上の展望台に行きましたが、駐車場から長い階段があり登ることを断念しました。車窓でのサロマ湖の姿を見ましたが、海のようで湖らしさはありませんでした。次に湖畔にある、ところ遺跡の館に向かいました。ところ遺跡は国指定史跡で日本最大級の竪穴住居遺跡があるところです。

くぼみのあるところが住居跡のようです。

旧石器時代からアイヌ文化までの様々な遺跡があり、出土品が展示されています。北海道は稲作ができなかったことから弥生時代がなく続縄文時代が続いたのを初めて知りました。また3世紀から13世紀までこの地域にはオホーツク文化が存在していました。

見学後は本日の宿であるあばしり湖鶴雅リゾートに向かいました。

ここにはアルカリ性単純泉の温泉があり、岩盤浴も無料で楽しめます。写真はホテルのHPのスクリーンショットです。外には露天風呂も併設されています。

風呂上りにはオホーツク海の流氷を仕込み水にした流氷DRAFTで喉を潤ませました。天然色素のクチナシで青色に着色してあるので流氷のイメージ通りです。

部屋の窓からはあばしり湖の夕景が見えました。

今日はオホーツク海フレンチということで十勝ワインのセイオロサムの白ワインを注文しました。フルーティーな辛口ワインですが、コクがなく何か水っぽい感じがしました。

周りの衣をはがすと東藻琴産牛トロタルタルと和風のジュレが入っています。

帆立貝のタルタルとつぶ貝のサラダ仕立て

銀聖鮭のムニエル、プロバンサルソース。銀聖鮭は日高沖で捕獲される鮭で脂がしっとり程よく乗っています。

しじみのクラムチャウダーであばしり湖のしじみが使われています。あばしり湖は全国でも7番目の産地のようです。

平目、ボタン海老と雲丹のリゾット

口代わりのシャーベットが出てきました。

網走監獄和牛ローストのステーキ、黒胡椒のソース。網走監獄の和牛はA5ランクの評価を受けている牛肉ですが、年間20頭程度の出荷で希少価値が高いようです。甘みがありとても美味しいステーキでした。

デザートはバスクチーズケーキの上にシャーベットがのったもので、サンセバスチャンで食べたバスクチーズケーキと遜色のない味でした。

料理一皿一皿はすごく美味しいのですが、間の開いたタイミングで提供されるのが気になりました。

8/20(木)
今日は途中で観光をしながら帯広に向かいます。ブッフェ形式の朝食をとった後はまず近くにあるJR北海道の釧網本線の北浜駅に行きました。この駅は海岸まで20mでオホーツク海に最も近い駅として有名です。

無人駅ですが、停車場というカフェがありランチを食べることができます。時間が早くまだ営業はしていませんでした。

駅舎の中には名刺などの紙がたくさん貼られています。

ここから摩周湖経由で帯広に向かいますが、途中にあるひがしもこと乳酪館に寄りました。

東藻琴はチーズ作りが盛んで、カマンベール入りのソフトクリームがありました。チーズの風味がしてとても美味しいです。

昼前には摩周湖に着きました。霧の摩周湖で有名ですが天気が良く湖面がきれいに見えていました。

第三駐車場に止まましたが、ここからは硫黄山の向こうに屈斜路湖も見ることができます。

昼食処を探しましたが閉店日のようで足寄までい行き、道の駅あしょろ銀河ホール21で停車しました。足寄は松山千春の故郷で松山千春コーナーもあります。

ここにはレストランがありますが、あいにく閉店しており、売店でパンを買って昼食としました。1時間ほど走ると本日の宿である森のスパリゾート北海道ホテルに着きました。1899年に創業した歴史のあるホテルです。

ここにはモール温泉という、太古に埋もれた植物が黒炭に変化する過程で生まれるフミン酸やフルボ酸など肌をスベスベにする有機物が地下水に溶け出した温泉があります。茶褐色の色のお湯で入ると本当に肌がスベスベになりました。写真はホテルのHPのスクリーンショットです。

夕食は洋食のフルコースで予約しました。十勝ワインの北海道ビンテージという赤ワインを注文しました。フルーティーでコクのあるワインです。

アミューズは昆布の上に穴子のフリッターをのせたものでした。

星屑昆布という日高産の昆布の端材で作ったジュレの野菜のムースは昆布の出汁がよく合っていました。

冷製のコーンスープは夏にぴったりです。

本日の鮮魚は米粉を使ったソースでいただきました。

十勝和牛のステーキは手前がサーロインで奥がヒレですが、焼き加減も良く柔らかく肉のうまみを感じられる一品でした。

〆の一皿全粒粉のフィットチーネで満足できる味です。

デザートも甘さ控えめで私には合っていました。

一皿一皿すべて大変美味しくいただきました。写真はありませんがホテルのベーカリーで焼いたパンはおかわり自由で絶品です。

8/21(金)
朝食は和定食、洋定食、野菜のスープカレーが選択できましたが、北海道に来たのでスープカレーにしました。サラダやフルーツなどはブッフェ形式で提供されています。

今日は帯広周辺を観光して苫小牧港に向かいます。まずは六花亭の帯広本店に行きました。六花亭は1933年に帯広千秋庵として創業したのでまさにここが本拠地です。喫茶室はまで営業していませんでしたが、中に立ち席でケーキなどを食べるコーナーもありました。

観光スポットをして有名な幸福駅に行きました。旧国鉄の広尾線はすでに敗戦となっていますが、たくさんの観光客が来ていました。駅舎の内外は幸福ゆきのきっふがびっしりと張られていました。

近くにある道の駅なかさつないで昼食にすることにしました。

開拓記念館という施設に蕎麦工房そばじろうがありました。

十勝帯広というと豚丼とそばが有名ですが、そのセットを注文しました。豚丼のたれはうな丼のようで山椒をかけると風味が増しました。

当時の開拓農家を移築した施設なので一角には当時の資料が展示されています。

ここのそばに十勝野フロマージュというチーズ工房があり東藻琴と同様なカマンベール入りのジェラートがありました。

帯広を離れ苫小牧に向かいましたが、途中、道の駅あびらD51ステーションに立ち寄りました。入口には北海道内で使っていた特急列車が展示されていました。

中の倉庫にはD51蒸気機関車が非常にきれいに整備され展示されています。

苫小牧港に着岸している太平洋フェリーのきたかみで帰りは仙台港まで行きます。

19:00出航ですが、18:00ぐらいには車を船に入れることができました。レストランでブッフェ形式の夕食を取りましたが、内容・品揃えともさんふらわーよりよかったと思います。

8/22(土)
10:00前には仙台港に入ってきました。

下船後は常磐自動車道で東京に向かいました。途中の南相馬鹿島SAで昼食をとることにしました。

中には相馬の馬追の展示もあります。

仙台ではありませんが、牛タン定食を食べました。麦飯と牛テールスープではありませんが、厚切りの牛タンの味はとてもよかったです。

途中、被災した福島第一原子力発電所に近づくにつれ道路に表示されている放射線量が高くなりましたが、あとで調べると自然界より多少高めですが人体には影響のないレベルでした。震災から15年経過していますが、まだ影響が残っていることをつくづく感じました。

夕方東京の自宅に無事到着しました。フェリーを使った長いドライブ旅行でしたが事故もなく、北海道の自然と食材を堪能できた素晴らしい旅でした。次回も愛車を使ったドライブ旅行を予定しています。

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