いつもは3泊以上の旅をしてきましたが、今回は10/4(日)から、きままに1泊で甲府市周辺に旅に出かけました。
10/4(日)
東京の自宅を愛車で7:00頃に出発、中央自動車道を走り勝沼ICで降りて甲州市塩山にあるそば丸という人気店を目指しました。開店は11:00からですが、以前にも行ったことがあり駐車場も限られているので10:30に到着。すでに駐車場はほとんど埋まっていて、前に11組の客の名前がありました。入口の手前にそばを打つところが見える場所があり、若手の職人が丁寧にそばを打っていました。


一組づつ席に案内しているので席に着いたのは11:30ぐらいになっていました。旬彩の素揚げもりを注文しました。そばは100gと200gが選べますが、店の普通盛は200gということなので200gのもりにしました。私には多少多めだったかもしれません。色鮮やかな旬彩の素揚げの下につけ汁がありそれにそばを付けて美味しくいただきました。

食後は近くにある恵林寺に向かいました。恵林寺は臨済宗妙心寺派の名刹で、1330年に創建されました。武田信玄が尊敬していた快川和尚が入山し、信玄が寺領を寄進し、信玄とつながりの強いお寺で信玄の霊廟もここにあります。駐車場のそばに山門があり、長い参道が続いていました。

参道を進むと国重要文化財である恵林寺四脚門(赤門)が見えました。武田氏が滅亡したのちも織田信長の前に立ちはだかったため、焼き討ちにされましたが、1606年に徳川家康によって見事に再建されたもので当時の姿を伝える唯一の遺構です。

更に奥に進むと恵林寺三門が見えてきました。恵林寺が織田信長に火攻めにあった際に快川和尚らはここに立てこもり、「心頭滅却すれば火おのずから涼し」今際の際にこの一句を発して他の僧侶をなだめたとのことです。

白壁の庫裡の入り口で拝観料を払うと内部と庭が見ることができます。信玄の霊廟は月命日の12日にしか公開されていないので今回は見ることはできませんでした。



次に横にある武田信玄公宝物館に行きました。めずらしく館内の撮影はすべてOKでした。

信玄公や徳川綱吉の側用人柳沢吉保などの関連のものが展示されています。柳沢吉保は甲斐源氏武田氏の末裔で、武田信玄を尊敬しており、甲斐の領主となり恵林寺にも夫婦の墓があります。中央の四角い石はお市の方の3女で徳川秀忠と結婚したお江の方の石棺です。


見学後は本日の宿であるフルーツパーク富士屋ホテルに向かいました。笛吹川フルーツパークの一番高い場所にあるフルーツセンターでジェラートを食べて景色を楽しみましたが、甲府盆地の向こうに富士山が顔を出していました。

フルーツパーク富士屋ホテルもこのパーク内にあります。

ここには万葉温泉という温泉があり、泉質はアルカリ性単純泉でPh9.5と高くお湯に入るとヌルヌル感があります。写真は宿のHPの男性浴室のスクリーンショットです。
25年ぐらい前にここに泊まったことがありますが、浴室からは甲府盆地のきれいな夜景が楽しめましたが、今は改装したのか見えなかったのが残念です。


このホテルは2025年に制作された映画「ファーストキス 1ST KISS」のロケ地になった場所で泊まった部屋も映画の撮影に使われたようです。窓からは富士山が見えました。

夕食は洋食と和食から選べますが、今回は洋食にしました。ワインは山梨のシャトーマルスで作られたハウスワインの白を注文しました。フルーティーで切れのある味わいでした。

アミューズ

富士の介(山梨で養殖されているキングサーモンとニジマスを交配したもの)を炙ったものにアンチョビソースなどがかかったものは、サーモンの味が良く美味しい一皿でした。

サツマイモのスープはシナモンの香りでクリーミーな甘さでした。

イトヨリダイのポアレはヴェルモットソースとの相性が抜群でした。

国産牛サーロインは焼き具合とポルトソースがよく合い美味しくいただきました。

デザートにシャインマスカットが入っています。

満足できるディナーのコースでした。
10/5(月)
朝食も洋食としました。アメリカンブレックファーストかサラダブレックファーストを選択できますが、アメリカンブレックファーストにしてスパニッシュオムレツにしました。中にはトマトピューレ、オニオン、パセリ入りで何故かポテトが入っていないのが残念です。

チェックアウト後は武田神社に行きました。山梨には何度も来ていますが何故か一度も武田神社に寄ったことがありませんでした。武田神社は武田信玄公を御祭神とする神社で1919年に創建されましたが、この地は武田信虎、信玄、勝頼の居館跡で、武田氏滅亡後に甲斐の地を統治する拠点として利用され徳川家康の時代に天守も築かれていたようです。

甲陽武能殿という能舞台もあります。

鳥居をくぐると拝殿があります。


信玄が使っていた井戸も残されています。中をのぞくと雨水がたまり濁っていたので今は面影のみです。

拝殿の奥に本殿が見えました。

宝物殿内は撮影は禁止でしたが、鎧、軍扇、風林火山の旗差物などの当時の資料が飾られていました。

拝観後は勝沼ICの近くにあるシャトー勝沼に行きました。このワイナリーは1877年から醸造を開始した老舗のワイナリーです。この2階にはレストラン鳥居平があり、そこで昼食を取ることにしました。

向かいには工場とパン工房があり、低価格で美味しいパンを購入できます。

レストランではランチのコース料理がありますが、昼なのでシンプルなオードブル、スープとマイン料理のパイオニアコースとしました。
オードブルは甲州信玄鶏のガランティーヌで味わいのある一皿です。

スープはオニオングラタンスープで玉ねぎがじっくり炒められて甘みとコクのあるスープでした。パンもとても美味しくお代わりもできます。

メインは魚か肉を選択できますが、甲州信玄豚のラグーにしました。よく煮込まれていて非常に柔らかく上にかかっているソースがよく合います。

コストパフォーマンスの良いランチを楽しめました。食後は1階のワインショップでお土産に有機栽培の赤と白のワインを購入しました。試飲コーナーもありますが車の運転があるのでたくさんのワインから勘に頼って決めました。
勝沼ICから再び中央自動車道で東京の自宅に戻りました。短い旅でしたが、武田信玄などの歴史に触れるとともに山梨の美味しい食材を堪能できました。


コメントをどうぞ